子犬の時期ってそんなに大事?
今回は子犬の時期をテーマに記事を書きたいと思います!
犬の年齢を人に換算すると
犬はだいたい1歳で人で言う18~20歳ぐらいの年齢になります。
子犬の時期を人間の年齢に換算してみましょう。
2ヶ月齢⇒幼児
3~7ヶ月齢⇒小学生
8~9ヶ月⇒中学、高校生
10ヶ月⇒成人
子犬のライフステージ
0~2週齢(新生子期)
この時期は感覚機能は触覚、味覚、嗅覚、体温感覚が備わっていますが、自分で排泄するこも出来ず母犬に依存する時期です。
母犬との接触が少ないと学習能力や情緒の安定、ストレスへの抵抗性など成長に大きく影響が出てしまうことがあります。
◎母犬と多く接触出来る環境を作ってあげましょう。
2~3週齢(移行期)
この時期から視覚、聴覚など感覚機能が急速に発達していきます。
兄弟犬とじゃれあったりして少しづつ犬同士のコミュニケーションの取り方を覚え始めます。
◎兄弟犬と自由にじゃれあったり、コミュニケーションがとれる環境を作ってあげましょう。
3~12週齢(社会科期)
『社会科期』は子犬の時期でもっとも大切な時期です。
この時期に、これから経験するであろう全ての刺激(人や他の犬、車、掃除機など)や環境(動物病院、トリミングサロン、雷など)に対して良いイメージで慣らしていく必要があります!
本来はこの時期も母兄弟犬達からコミュニケーションの取り方や視覚や聴覚など対応力を身につけますが、特にペットショップから迎えた子は早い時期に親兄弟から引き離されケージに孤立した環境で育っているケースが多いのでお家に迎え入れてからしっかり様々なことに慣らしていく必要があります。
パピークラス(子犬のしつけ教室)に参加すると同じ月齢の犬達とコミュニケーショがとれたり、日常ケアやしつけについて様々なことが学べるので参加してみても良いかもしれませんね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )♡
特に動物病院はワクチン接種や病気の治療など成犬、シニアになっても関わっていく場所です。
しかし、犬にとって毎回痛い思いや怖い思いをするだけの『嫌いな場所』になりがちなので動物病院だからこそ、楽しいイメージを付けるのはとても大事だと思います。
動物病院で開催しているパピークラスやジュニアクラスに参加すると病院が楽しい場所になったり、スタッフと仲良くなったり、犬にとって凄く良い経験になると思うので是非探してみてくださいね!
12週齢~12ヶ月(若年期)
この時期は社会科期で学んだはずのこと忘れてしまう可能性があります。
そのままにしておくと恐怖心を抱くようになります。『もう教えたから大丈夫!』ではなく社会科期で学んだことを継続的に行っていくことが大切です。
色んなことに対して恐怖やストレスを感じながら生きていくのは可哀想ですよね。
そんなワンちゃんを見ている飼い主さんもきっと心が痛いと思います。
人間社会で人と共に暮らしていく犬だからこそ音や物、知らない人や動物など様々な刺激に子犬のうちからしっかりと慣らして、犬と人が毎日が楽しいと思ってもらえるような素敵な生活を送ってほしいなと思います!