お名前
突然ですが、皆さんの愛犬のお名前にはどんな意味や願いがありますか?
私は愛犬に『ソルテ』と名付けました。
『ソルテ』はポルトガル語で『幸福、幸せ』という意味で、幸せな子になって欲しいという願いからこの名前にしました。
皆さんも愛犬に名前を付ける時、きっといろいろなことを考えたかと思います(^^)
そんな大切なお名前をしっかり分ってもらう為に今回は『お名前』と『アイコンタクト』の練習方法をお伝えしようと思います。
この練習はお散歩の時や、トレーニングをする際にとっても役に立つので一緒に頑張りましょう!!
お名前
名前を教えるために大切なことは“名前を呼ばれる=良いこと”と犬が学習してくれることです。
名前を呼んで怒ることを繰り返してしまうと“名前を呼ばれる=嫌なこと”と学習してしまいます。
せっかくの大切なお名前に嫌なイメージがつかないよう注意しましょう。
名前を教える
練習を始める前に、ご褒美を準備しましょう!
いつも食べているドライフードと飽きてしまった時のために犬の好きそうなご褒美を準備しておきます。
1.ご褒美を握る
2.名前を呼ぶ
3.すぐに『おりこう』と褒めて、握っていたご褒美をあげる
この練習を繰り返し行うことで『名前を呼ばれたら良いことがある』“名前=良いこと”と覚えてくれます。
Point:名前を呼んだらすぐにご褒美!!
この練習はご褒美をあげるタイミングが凄く大事です。
名前を呼んだ時に犬がどこを見ていても良いので、とにかく名前を呼んだらすぐにご褒美をあげてください。
アイコンタクト
アイコンタクトをとる
『アイコンタクト』とは、犬と目線を合わせることをと言います。
ステップ①の練習で名前を呼ばれるとご褒美がもらえると、飼い主さんを意識するようになってきたと思うので、次は目線を合わせる練習をしましょう。
1.ご褒美を握る
2.名前を呼ぶ
3.犬が目線を合わせてくれたらすぐに『おりこう』と褒め、握っていたご褒美をあげる
名前を呼んでもこっちを見てくれない・・・。
なんてこともありますよね。
そんな時は目線を誘導する方法で練習します。
1.ご褒美を握る
2.名前を呼ぶ
3.名前を呼んでも目線が合わなければ、ご褒美を握った手を犬の鼻先に持って行く
4.鼻先に持って行った手の匂いを犬が嗅いだら、その手を自分の顎の下に持って行く
(顎下に手を移動することによって犬の目線が人の顔の位置まで上がり、自然に目線が合うようになります)
5.犬が目線を合わせてくれたらすぐに『おりこう』と褒め、握っていたご褒美をあげる
Point:名前を呼んでいいのは“一度だけ”!!
目が合わないからと言って何度も名前を呼び続けてしまうと無視していることを教えてしまうので落ち着いているタイミングで呼んであげましょう。
難易度を上げる
アイコンタクトが上手に出来るようになってきたら少し難易度を上げてみましょう。
1.ご褒美を握る
2.ご褒美を握った手を顔の横に上げる
3.名前を呼ぶ
4.視線が合ったら『おりこう』と褒めて握っていたご褒美をあげる
この練習で『名前を呼んでも、犬がご褒美を持った手の方を見てしまい目が合わない・・・。』という場合は、そのまま無理して練習を続けず、前のステップに戻り繰り返し練習してみましょう!
刺激を加えて練習
刺激には見た目(視覚)、音(聴覚)、匂い(嗅覚)、触感(皮膚の感覚)などがあります。
その刺激を加えることで今まで出来ていたことが出来なくなってしまうこともあります。
どこに居てもお名前を呼んだらアイコンタクトが取れるよう、いろんな環境で練習してみましょう!
まとめ
お名前とアイコンタクトはどんな状況に居ても飼い主に意識を向ける大事な練習になります。
それ以外にも、大好きな飼い主さんと視線を合わせることで“オキシトシン”という幸せホルモンが分泌されるとも言われていて、愛犬と飼い主さんの大事なコミュニケーションの一つになります(^u^)♡
しかし、犬同士でじっと見つめ合う行動は“敵意がある”というサインになってしまうので無理に視線を合わせないよう注意してくださいね。
愛犬と良い関係を気づいてアイコンタクトやお名前がハッピーなコミュニケーションの一つになるよう練習してみて下さい♪