災害に備えて今できること

突然ですが、皆さんは明日起こるかもしれない災害のために普段から対策していることはありますか?

自然災害は突然起こります、そんな時大事なペットを守ってあげられるのは飼い主さんです!

今回は『災害に備えて今できること』をテーマに記事を書きます。

お家の中を見直そう

災害はいつ起こるかわかりません。

飼い主さんがお出かけしている時に起こってしまうかもしれません。

もしそうなった時、お留守番中のペットちゃんは安全な環境にいるでしょうか?

家具の転倒や飛び散ったガラスの破片で怪我をしてしまうかもしれません…。

そうならないためにもお家の中の見直しをする必要があります。

・棚やテレビ、冷蔵庫など倒れて危険な物に転倒防止の対策をする

・ガラスが飛び散らないよう、窓などに飛散防止フィルムを貼る

・落下して危険な物、重いものなどを棚の上などに置かない。

・食器棚の扉にドアロックをつけて転倒を防止する

など、お家の中の安全対策はしっかり出来ているか一度見直してみてください。

準備しておくもの

《必ず必要な物》

・ペットフードや療法食

・服用中の薬

・水

・食器

・クレート

・トイレ(ペットシーツとおむつやマナーパット、トイレットペーパーや袋など排泄物を処理する道具)

・リード、首輪

※支援物資が届くまでは5日ほどかかる場合もあります。

フードや薬は最低でも5日分以上は準備しておきましょう。

《準備しておいた方が良いもの》

・外を歩いた時に足を怪我しないよう犬用の靴

・ブランケットやおもちゃなどお家の匂いがついたもの

・タオル

・水を使わずに使用できるドライシャンプー

・ブラシ

避難所で必要な健康管理としつけ

避難生活では集団で生活する機会が増えます。

他の避難者とトラブルにならないためにも今のうちから感染症予防などの健康管理やしつけなど行っておきましょう。

◎もしペットが迷子になってしまった時のためにマイクロチップの挿入、首輪に迷子札や鑑札、狂犬病の注射済票を着けておきましょう

マイクロチップ

(マイクロチップとは、、、直径1~2mm、長さが8~12mmほどの小さな円筒状のもので注射針を使って背中の肩甲骨のあたりに埋め込みます。背中に埋めこんだマイクロチップは専用の読み取り機を使うことで飼い主の登録した情報がわかるようになっています。)

・避難場所には他にも犬や猫がいます。他の動物に迷惑をかけないためと自分の犬の健康を守るためにも狂犬病の注射や混合ワクチンの接種、ノミ・ダニ・フィラリアの予防を行っておきましょう。

犬の情報が必要になる場合もあるので、狂犬病と混合ワクチンの接種証明書や動物病院で行った血液検査の結果などは持っておくか携帯電話で写真を撮っておきましょう

・避難所ではクレートの中で過ごす時間が増えるので今のうちからクレートトレーニングをしてクレートの中が『居心地の良い場所、好きな場所』にしておきましょう。

・落ち着いて飼い主さんの指示に従うことも大事なことです。『おいで』『まて』『フセ』『おすわり』などを教えておきましょう

・避難所には沢山人がいるので他の人を怖がってしまったり、攻撃してしまったりしないよう家族以外の人にもしっかり慣らしておきましょう。

・ペットシーツの上など決まった場所に排泄が出来るようトイレトレーニングをしておきましょう。

・避妊去勢などの手術をおこなっておきましょう。

・シャンプーやカットなど常に清潔な状態を保っておきましょう。

家族で話し合い

実際に災害が起きたことを想定して家族でしっかり話し合いをしておくことが凄く大切です。

ペット受け入れ可能な避難場所を把握したり、避難場所までの道のりや、所要時間の確認、落下物などで道がふさがれていた時の迂回路などを確認しておきましょう。

もしも避難所がペット不可になったときの預け先なども考えておくといいでしょう。

まとめ

今回は災害時の準備ということでブログを書きました。

ペットの命を守るためにはまず、飼い主さんの安全を確保することも大事です。

いつ起こるかわからないからこそ、『まだ大丈夫』『今度やろう』ではなく早めに防災対策をして、自分とペットを守るために今何が出来るのかを考えていただきたいなと思います!

Posted by ゆあ